2011年

7月

12日

特別償却

特別償却とは、一定の要件を満たす企業が通常の減価償却とは別に減価償却を行うことができる制度です。この制度は租税特別措置法により産業政策の観点から定められました。

 

特別償却には以下の2種類が存在します。

 ・特別償却(狭義):取得価格の一定割合の金額につき償却することを認める制度

 ・割増償却:通常の減価償却限度額に一定割合を乗じた金額を割増で償却することを認める制度

 

主な特別償却制度には次のようなものがあります。

 ・中小企業者等が機械等を取得した場合等の特別償却

 ・情報基盤強化設備等を取得した場合等の特別償却

 ・特定設備等の特別償却

 ・障害者を雇用する場合の機械等の割増償却

 ・優良賃貸住宅の割増償却等

 

特別償却を行うことによって普通償却単独で償却する場合よりも損金の額に算入する時期を早めることができ、法人税の支払を繰り延べる効果がありますが、償却期間全体を通しての償却総額に変化はありません。